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川崎市でマンション建替え円滑化法に基づく建替事業に参画/相鉄不動産

建て替えマンションの完成予想図

 相鉄不動産(株)は26日、川崎市高津区のマンション「かみさく7・8号棟」建替事業において、同マンションの建替組合との間で参加組合員契約を締結したと発表した。

 同プロジェクトは、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づいたもので、同社が同法に基づく建替事業に単独で参画するのは初めて。

 「かみさく7・8号棟」は、1964年に竣工した地上4階建て2棟、総戸数48戸のマンションで、築43年を経過し、建物の劣化が激しく、耐震強度に不安も抱えていることから、マンション建替組合により建替事業を行なうこととなったもの。

 今年10月に既存マンションの解体を行なった後、地上5階地下1階建て・総戸数91戸のマンションを建築。このうち、参加組合員である同社が権利者分を除いた51戸を取得、販売を行なう。マンション完成は10年2月の予定。


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