不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

品質の高さのアピールが最重要課題に/ツーバイフォー協会が通常総会

「品質の高さを積極的にアピールしていきたい」と語る小川修武会長

 (社)日本ツーバイフォー建築協会は27日、平成20年度通常総会を開き、平成20年度事業計画案などを承認・可決した。

 平成20年度事業計画では、重点事項として(1)瑕疵担保責任履行の裏付けとなる資力確保の義務化への対応、(2)長期優良住宅の建築および維持保全に関するモデル計画の策定、(3)ツーバイフォー建築の価値再発見のためのPR活動の実施、(4)会員拡大の継続、を挙げている。

 総会後の記者会見で挨拶した小川修武会長は、「昨年は10万戸を達成した供給数も、今年は伸び悩み、9万戸台に留まった。しかし、全体の住宅着工数が減少しているなか、ツーバイフォーのシェアは増加。特に貸家は堅調に伸びており、昨年の8.2%から9.6%に増加している。協会では、ツーバイフォーの品質の高さを積極的にアピールしていくことを最重要課題とし、今後も良質で安全な住宅供給を行なっていきたい」などと述べた。
 会見後には懇親会が行なわれ、不動産団体関係者など多数の来賓が出席し、盛会となった。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら