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私募ファンド運用のグローバンスが民事再生手続き申立て

 私募ファンドの企画・運用を主業としていたグローバンス(株)(東京都千代田区、代表取締役:内山眞一氏)が26日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は、約74億5,000万円。

 同社は、2003年の設立。不動産投資ファンドの企画、組成、運用受託のほか、アセットマネジメント事業やデューデリジェンス、コンサルティングを展開。07年3月期には売上高約47億円を計上していた。

 しかし、サブプライムローン問題の影響で金融機関の融資姿勢が硬化。新たなファンド組成が困難となり、本体でのプロジェクト資金の調達も難航。そのため、不動産売買契約が履行できず、違約金が発生するなどしていた。


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