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建築士の59%がサスティナブルデザインを実施すべき/オートデスク調査

 オートデスク(株)(本社:東京都中央区)は5日、2007年版「オートデスク グリーン インデックス」を発表した。
 
 これは日本建築家協会の支援のもと、同社が同協会の会員・建築家を対象に実施しているアンケートで、建築家が設計の際、どれだけグリーンビルディングといった環境に配慮した建物を意識して取り込んでいるかをはかるもの。
 2007年12月~08年1月の約1ヵ月、国内の建築家209人に対し調査した。

 アンケートによると、回答者の87%が地球規模の気候変動におよぼす人為的影響を認識しており、59%ができるだけサスティナブルデザインを実践すべきであると回答している。

 また、建築士がグリーンビルディング設計を手掛ける理由は、「規制基準」(64%)、「クライアントの要求」(61%)であることが明らかになった。一方、自発的にグリーンビルディング設計の仕様をたずねるクライアントは24%程度なものの、問い合わせたクライアントが実際に採用する可能性は19%であるとしている。

 同アンケートの詳細については、同社ホームページを参照のこと。


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