(株)リビタは6日、コンバージョン物件「中央林間 Conversion Project(仮称)」(神奈川県大和市、総戸数99戸)の内覧会を開催した。
同物件は、小田急江ノ島線「小田急中央林間」駅、東急田園都市線「中央林間」駅から徒歩7分に位置する、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅。敷地面積1,438.54平方メートル、延床面積2,804.40平方メートル。
物件の竣工年は1991年。社宅用の物件だったものが、宿泊施設の完備された検査用の医療施設にコンバージョンされ、さらに今回、医療施設の各室をワンルームの居室とし、社宅用物件としてコンバージョンさせた。改装費用は2億円弱。
エントランスホールに使用されていた、高級感のある大谷石張りの壁はそのまま生かし、全館「地層」をイメージしてコーディネート。各階はフロアによって素材や色彩を変え、「地層」の一断面のような空間構成を演出した。
住戸は高い天井を持った広い診療スペースを分割して構成。専有面積は19.73~22.4平方メートル。天井高を生かし、開放感あふれる個室空間を実現した。さらに、使用されていなかった各階にある階段隣の倉庫を、「カフェ風スタディブース」や「アトリエ」など、さまざまな用途につかえる共用施設へと変更した。
また、共用部の照明を、人感センサー、昼夜タイマーなどで制御、無駄なエネルギー消費を抑える工夫を施している。
なお、入居は8月からを予定。