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首都圏中古マンション成約件数、2ヵ月ぶりの増加/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける5月の市況動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,425件(前年同月比13.0%増)と2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。都県別では、東京都1,129件(同25.0%増)、埼玉県299件(同1.3%増)、千葉県354件(同7.2%増)、神奈川県643件(同4.0%増)。

 成約単価は、1平方メートル平均で40万7,000円(同10.2%増)と、4ヵ月連続で上昇。上昇率も、4カ月ぶりに2ケタ台となった。都県別では、東京都53万5,300円(同5.2%増)、埼玉県25万8,800円(同11.7%増)、千葉県23万5,200円(同7.3%増)、神奈川県37万4,500円(同11.5%増)と全都県で上昇した。
 
 首都圏の成約平均価格は2,669万円(同12.4%増)と、2ヵ月連続の2ケタ上昇。成約平均専有面積は、65.58平方メートル(同1.9%増)だった。

 また、首都圏戸建の成約件数は851件(同▲3.0%)で15ヵ月連続の減少。成約平均価格は3,541万円(同▲2.1%)で、2ヵ月ぶりに下落した。


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