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大幅減収減益。期末配当予想も下方修正/ファースト住建08年10月期中間決算

 ファースト住建(株)は13日、2008年10月期中間決算を発表した。

 当期(2007年11月1日~08年4月30日)の売上高は165億6,100万円(前年同期比▲30.8%)、営業利益5億6,200万円(▲75.2%)、経常利益5億600万円(▲77.1%)、当期純利益2,900万円(▲97.8%)となった。

 セグメント別では、戸建分譲事業は、ターゲットとする顧客層の購入可能額が低下。比較的地価の安い都市近郊地域での販売棟数拡大に努めたものの、販売棟数は627棟(前年同期比▲28.4%)、売上高は162億7,600万円(同▲31.4%)となった。
 マンション分譲事業は、マンション・リノベーションに係る案件での販売戸数が8戸(前年同期比166.7%増)となり、売上高は1億7,700万円(同162.2%増)となった。
 請負工事事業およびその他事業は、それぞれ2,400万円(前年同期比72.5%増)、8,100万円(同▲28.3%)となった。
 
 なお、当中間期の経営成績等を受け通期予想を下方修正。売上高320億円(前回発表時比▲28.9%)、営業利益8億8,000万円(同▲69.7%)、経常利益8億円(同▲71.4%)、当期純利益2億円(▲87.5%)とした。また、期末配当予想についても1株当たり6円(前回予想12円)に修正した。


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