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減震装置「ゲンシンF」付き住宅販売へ/ユーロJスペース

 北欧・南欧のデザインを原点にしているハウスメーカーの(株)ユーロJスペース(東京都渋谷区、代表取締役:大野勇介氏)は13日、住宅の「地震倒壊ゼロ」をめざした大型地震対応摩擦減震装置「ゲンシンF」を装備した住宅を販売することを発表した。

 木造住宅を建てる場合、基礎と土台をアンカーボルトという器具で固定するが、ここにアンカーボルトと振動を吸収する「ゲンシンF」を使い、地面から建物に伝わる地震の揺れを減らすというもの。

 「ゲンシンF」は、通常のアンカーボルトと同様に、40坪の家で約80ヵ所に設置。これにより、従来の免震工法・耐震工法で心配されている共振作用も起こらず、倒壊の危険がなくなる。

 同装置は、施工が簡単で、木造のあらゆる工法に対応が可能。施工地盤の制限はなく、コストは120万円程度となっている(従来の免震工法のコストは500万~600万円)。


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