国土交通省は26日、「平成20年度(第1回)住宅・建築物省CO2推進モデル事業」の採択プロジェクトを決定したと発表した。
同事業は、住宅・建築物における省CO2対策を推進するため、整備費等の一部を国が補助するもの。2008年4月11日~5月12日に民間等から公募し、(独)建築研究所が設置した委員会の審査報告を受け、国交省に報告した。
応募総数は120件で、新築が90件、改修が22件、マネジメントが4件、技術の検証が4件。
新築部門における「非住宅」では、(財)神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクールの「神戸ドイツ学院・ヨーロピアンスクール新築工事」など5プロジェクト、「住宅」では、宮下智裕氏・(株)アトリエ・天工人の「アルミ構造体を用いた輻射式冷暖房システムを有する環境共生型住宅の開発」など4プロジェクトを選出。
改修部門の「非住宅」では、学校法人中央大学の「郊外型キャンパスにおけるカーボンマイナスプロジェクト」、マネジメント部門では、(株)早稲田環境研究所の「顧客ネットワークを活用した中小規模の建築・住宅向けの面的省CO2化支援事業」がそれぞれ選出された。
なお、次回(第2回)の公募は8月1日開始予定。