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首都圏中古戸建て・マンション成約数、3ヵ月ぶりに増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2008年5月の首都圏流通市場動向を発表した。

 物件登録数は、新築戸建てが1万429件(同▲14.7%)で、3ヵ月連続のマイナスとなった。中古戸建ては1,418件(同1.4%増)で5ヵ月連続のプラス。中古マンションは2,313件(前年同月比10.0%増)で、14ヵ月連続のプラス。土地登録数は5,097件(同42.8%増)で、18ヵ月連続のプラスとなった。

 物件成約数は、新築戸建てが2,240件(同15.3%増)と10ヵ月連続のプラス。2ヵ月連続の2ケタ増となったが、全般的には前年の反動といった面が強い様子。また、東京23区が33.2%の大幅増となった一方、都下では1.4%増と、エリアによる違いが目立った。
 一方、中古戸建ては423件(同8.5%増)、中古マンションは634件(同7.6%増)と、ともに3ヵ月ぶりのプラスとなった。

 平均成約価格は、新築戸建てが、1戸当たり3,665万円(同▲0.6%)で3ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては同2,998万円(同4.6%増)で2ヵ月ぶりのプラスとなった。
 中古マンションは、1平方メートル当たり36万9,400円(同10.0%増)で18ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,314万円 (同14.3%増)で17ヵ月連続のプラスとなった。


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