大和ハウス工業(株)および大和ハウスグループ各社は1日、中期環境行動計画「Endless Green Program 2010」を策定したと発表した。
「Endless Green Program 2010」とは、環境と共生し人が豊かに生きる社会の実現をめざし、その具現化のために今後3ヵ年(2008年~10年)の行動計画を定めたもの。環境行動計画の範囲を大和ハウスグループ各社へ拡大するとともに、「地球温暖化防止」を最重要テーマと位置づけている。
今回の行動計画では、同社が提供する「商品・サービス」によるCO2削減量の合計を、同社グループの「事業活動プロセス」におけるCO2排出量の合計の2倍以上とする「CO2ダブルスコア」の達成を目標に活動を展開。
戸建住宅、リフォーム、マンションなど全事業において省エネ型商品・サービスの開発・普及を拡大していく。
また、事務所・営業車・工場などの「事務・建設系部門」においてはCO2排出総量を07年度比4%削減し、新規出店など大幅な事業拡大を計画しているショッピングセンターなどの「サービス部門」では、売上高あたりのCO2排出量を同6%削減するといった「事業活動プロセス」におけるCO2の具体的削減目標を設定している。