スターツグループは、公益複合施設「篠崎ツインプレイス」(東京都江戸川区)の運営を開始した。
「篠崎ツインプレイス」は、江戸川区が区画整理と並行し、民間手法を活用して誕生したもの。江戸川区より選定されたスターツグループが、建設を担当、完成後はスターツグループの「篠崎SAパブリックサービス」が指定管理者として運営する。
本施設は、都営新宿線「篠崎」駅西口の至近に位置。
「篠崎ツインプレイス」は20番街区、21番街区の2ブロックで構成され、20番街区は、敷地面積4,185平方メートルで、地上18階地下2階建て、延床面積1万8,986平方メートルで、用途は商業・業務施設、賃貸住宅(88戸)。地下には公共地下駐輪場(2,800台収容)、また、図書館や江戸川総合人生大学などの区民施設が整備されている。
21番街区は、敷地面積2,063平方メートル。地上18階建て、延床面積1万1,144平方メートルで、用途は駐車場、商業・業務施設、分譲住宅(54戸)。
地下2階部分で、都営新宿線篠崎駅改札口との連絡通路を開通させ、2棟の3階部分をブリッジで連結させている。
また、20番街区3階部分には、7月6日に「篠崎文化プラザ」がオープン。1階から吹き抜け空間をつくり、商業施設の賑わいを誘導。蔵書数6万冊の図書館、展示ギャラリーや地域の伝統文化を普及・啓蒙する「伝統工芸カフェ」を備え、江戸川総合人生大学の拠点とする。