創建ホームズ(株)は4日、2009年2月期第1四半期決算と、戸建事業の再編などの組織変更を発表した。
当期(08年3月1日~5月31日)の売上高は95億6,200万円(前期比25.8%増)、営業損失6億4,800万円(前年同期:営業利益2億7,000万円)、経常損失8億4,000万円(同1億5,600万円)、当期純損失8億4,100万円(同7,500万円)。
マンション分譲事業、アセットマネジメント事業については、売行きが当初予定と比べて鈍化したが、収益性は維持。第2四半期に完成、販売予定だった収益性の低い商品に関しても、前倒しで販売を開始した。これに伴い、第2四半期にて売上および損失の計上を予定していたたな卸資産に関し、3億1,000万円の簿価切り下げを行なった。
通期については、売上高434億円、営業利益4億2,600万円、経常損失3億5,200万円、当期純損失10億5,000万円を見込んでいる。
一方、組織変更は(1)戸建事業の再編(事業拠点を荻窪地区に統合)、(2)生産ラインの生産本部への集約、(3)子会社である創建ハウス(株)の吸収合併など。戸建事業に関しては、自由が丘における事業所を閉鎖、荻窪地区へ統合し戸建事業部として一元化。事業開発部は事業管理部と改称し、管理機能を強化するために審査および管理に集中することとする。また、商品企画室はマーケティングと連携した商品開発を強化することとし、マーケティング室と統合。また、設計部、工事部を生産本部に新設する。
なお、子会社の吸収合併の時期等に関しては、決定次第発表する予定。