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計画通りの営業数値達成/アトリウム09年2月期第1四半期決算

 (株)アトリウムは14日、2009年2月期第1四半期(08年3月1日~08年5月31日)決算を発表した。

 当期の連結業績は、売上高223億3,500万円(前年同期比▲50.8%)、営業利益50億4,200 万円(同▲42.8%)、経常利益40億3,800万円(同▲51.0%)、純利益22億7,100万円(同▲52.6%)となった。

 不動産流動化事業では、恵比寿駅前プロジェクトの開発に向けた営業資産の積み増しを実施。積極的な販売を手控え、販売先を融資に左右されない投資家・富裕層に優先する販売戦略の転換を図るなどした結果、売上高84億1,600万円(同▲76.1%)、営業利益9億4,600万円(同▲80.5%)となった。下期に大型物件の売却を見込んでいるため通期では計画どおりの営業数値の達成を予定している。
 サービサー事業では、厳格な担保不動産の査定に努めながら債権の購入を行ない、買取債権の着実な回収、大型収益物件の証券化の実施などに努めた結果、売上高113億2,900万円(同57.4%増)、営業利益33億1,400万円(同121.0%増)を計上した。

 なお、09年2月期の通期連結業績予想については売上高1,270億円、営業利益266億円、経常利益224億円、当期純利益130億円を見込んでいる。


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