不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

08年上半期の近畿圏マンション、新規販売戸数全域で減少/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は15日、2008年上半期(1~6月)および6月度の「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。

 上半期は、都市部全域で新規販売戸数が減少、1万1,857戸(前年同期比▲21.5%)となった。
 地域別では、大阪市2,583戸 (同▲16.8%)、大阪府下3,515戸(同▲36.1%)、神戸市1,573戸(同▲18.3%)、兵庫県下1,861戸(同▲10.3%)、京都市809戸(同▲21.0%)、京都府下386戸(同24.9%増)、奈良県541戸(同24.9%増)、滋賀県589戸(同▲15.3%)、和歌山県0戸(同▲100%)。

 1戸当たりの平均価格は3,576万円(同6.0%増)、平方メートル単価は47.9万円(同5.3%増)。上半期の平均月間契約率は60.8%(同▲6.7ポイント)、総契約戸数は1万1,739戸(同▲19.0%)、即日完売戸数は1,042戸(発売戸数の8.8%)、継続販売戸数は5,887戸(07年6月末比610戸増)となった。

 下半期は販売の先送りが継続することで、約1万4,000戸(前年同期比▲7.4%)の発売戸数を見込んでいる。

 6月の新規販売戸数は2,556戸(前年同月比▲7.7%)。月間契約率は64.5%(同▲6.3ポイント)、1戸当たりの平均価格は3,772万円(同7.8%増)、1平方メートル当たりの単価は48万6,000円(同2.5%増)。継続販売在庫数は5,887戸(前月比261戸増)となった。

 7月の発売戸数は2,300戸程度の見込み。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら