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RFタグ活用の次世代型資源循環システムが、フジサンケイビジネスアイ賞を受賞/積水ハウス

 積水ハウス(株)は24日、同社の「RFタグ活用による次世代型資源循環システム」が、(社)日本自動認識システム協会が主催する第10回「自動認識システム大賞」の「フジサンケイビジネスアイ賞」を受賞したと発表した。
 9月10日(水)に東京ビッグサイトで表彰式が行なわれる予定。

 「RFタグ」とは、電磁波を用いてデータを記録、または読み書きを行ない、アンテナを介して通信するタグ状媒体。一般的に「ICタグ」といわれるもの。

 同システムは、各新築施工現場で27種類に分別された建築廃棄物の袋に「RFタグ」を貼付、専用の読み取り機などを用いて廃棄物の重量測定を行ないながら、排出時の状況を正確に把握し、一邸ごとの廃棄物量を集計・分析するシステム。
 現場ごとの廃棄物の種類や排出量の把握が従前に比べ正確にでき、廃棄物排出量の抑制にもつながる。またシステム全般が改善することで、廃棄物の処理に係る費用や新築現場に投入する建材費や輸送費などの削減にも効果があるという。
 

 


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