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中国・四川大地震被災地に非常用飲料水生成システムを寄付/長谷工コーポ、ハセック

非常用飲料水生成システム「WELL-UP」にフィルターをセットしている様子
中国四川省彭州市内の小学校に設置された「WELL-UP」

 (株)長谷工コーポレーションと同社グループ会社である(株)ハセック(本社:東京都港区、社長:嶋田盛雄氏)は1日、中国・四川大地震に伴う災害の復興支援のため、同社が開発した非常用飲料水生成システム「WELL-UP」とその関連設備・備品を中国紅十字会総会(北京)に寄付したと発表した。

 同システムは、RO(逆浸透膜)装置・発電機からなり、井戸、河川などより汲み上げた水を純水に近い水に生成する。1台で24時間15トン、約4,800人が1日に必要とされる飲料水をカバーすることができ、国内でもすでに数多くのマンションや事業所に設置されている。

 寄付にあたり、メーカーの技術者が現地に渡航、機器の設置・使用方法について指導を行なってきたという。


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