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「六会コンクリート」使用マンション、新たに3物件発覚

 国土交通省は5日、横浜市から、六会コンクリート(株)が出荷したレディーミクストコンクリートが使われたマンションが、新たに3物件発覚したと報告を受けた。

 レディーミクストコンクリートは、JIS規格で使用が認められていない溶融スラグ骨材が使われているため、これを使用した建築物は建築基準法違反となる。これまでに、神奈川県内の7物件で使用事実を公表している。

 今回、使用が発覚したのは、「東戸塚共同住宅」(横浜市戸塚区)10棟のうちの1棟の一部とエントランス棟の一部、「いずみ野共同住宅」(横浜市泉区)4棟のうち2棟の一部、「戸塚上矢部II新築工事」(横浜市戸塚区)2棟の杭。このうち、「いずみ野共同住宅」は入居済み。「戸塚上矢部II新築工事」は、3階躯体工事で停止している。


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