日本震災パートナーズ（株）と危機管理情報の専門企業（株）レスキューナウは11日、危機管理の分野において相互提携することで合意したと発表した。
日本震災パートナーズは保険商品の開発と保険業務の運用を行ない、レスキューナウは同社危機管理情報センター「RIC24」で収集される災害監視情報・危機管理システムを生かした総合的サポートや、保険の募集を行なうことで、個人・中小企業の危機対応支援を目的としたさまざまなサービスを企画・提供していく。
具体的には、日本震災パートナーズがレスキューナウの緊急時情報発信支援システムを活用して、大地震発生時に被保険者の安否をいち早く確認、被保険者が被災している場合には保険金請求手続きを迅速に案内する。8月15日より、同サービスの提供を開始する。
レスキューナウは日本震災パートナーズの代理店となり、8月下旬を目処に保険の募集業務をスタートする。
両社は今後も、連携による各サービスの普及に努め、大規模地震発生時の保険加入者の早期復興を通じて、「災害に強い社会」の実現をバックアップしていく、としている。