(株)グローバル住販は11日、2008年6月期決算を発表した。
当期(2007年7月1日~08年6月30日)の連結決算の売上高は162億1,600万円(前年同期比94.5%増)、営業利益17億1,800万円(同96.3%増)、経常利益13億4,600万円(同94.6%増)、当期純利益7億5,000万円(同105.2%増)となった。
不動産分譲事業においては、自社ブランド「ウィルローズ」シリーズのマンション分譲4物件等の引渡しを行ない、41億5,500万円(前連結会計年度比▲32.6%)、営業利益1億6,000万円(同▲70.4%)に。不動産販売代理事業においては、自社および他社開発物件合わせて283戸の引渡し等を行ない売上高14億400万円(同5.4%増)、営業利益5億2,700万円(同39.9%増)となった。不動産ソリューション事業においては、「ノステルコート川崎」、「ベルブラン吉祥寺」の2物件を引渡し、他の案件もほぼ計画通りに売却が進んだ結果、売上高116億600万円(同707.7%増)、営業利益16億300万円(同484.8%増)を達成した。
説明会で同社代表取締役社長の永嶋秀和氏は「当社では不良在庫を抱えていないため、ファイナンスに余力がある。市況の悪化から割安な在庫物件が放出されるため、積極的な仕入れを行なっていきたい」と述べた。
なお、次期の連結業績予想に関しては、売上高260億1,800万円(前期比60.4%増)、営業利益20億200万円(同16.5%増)、経常利益15億2,600万円(同13.4%増)、当期純利益8億7,600万円(同16.8%増)を見込んでいる。