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賃貸不動産開発事業、22億5,800万円の評価損を計上/モリモト09年3月期第1四半期決算

 (株)モリモトは13日、2009年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2008年4月1日~6月30日)の連結業績は売上高137億4,700万円、営業利益▲21億9,400万円、経常利益▲32億3,500万円、四半期純利益▲18億2,300万円となった。

 セグメント別では、賃貸不動産開発事業では、販売用不動産および仕掛販売用不動産について22億5,800万円の評価損を計上しており、この結果売上高49億8,700万円、営業損失17億200万円となった。
 不動産分譲事業においては、1棟を竣工・引渡しをするとともに、完成在庫の販売を進め、引渡戸数90戸となった。売上高は75億6,600万円、営業利益は3億9,100万円。
 不動産サービス事業は、分譲マンション管理業務および賃貸物件のプロパティマネジメント業務については、順調に推移。一方不動産賃貸業務においては稼働中の物件売却が進み、受取家賃収入は減収となる一方、08年3月に竣工した大型物件のリーシング開始に伴う初期費用等を支出し、賃貸営業費用が増収した。売上高は11億9,400万円、営業損失は8,600万円となった。

 通期(08年4月1日~09年3月31日)の連結業績は売上高1,557億円、営業利益238億円、経常利益202億円、当期純利益110億円。


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