東京建物(株)は20日、2008年12月期中間決算を発表した。
当期(08年1月1日~6月30日)の連結売上高は916億5,400万円(前年同期比▲10.3%)、営業利益152億9,700万円(同▲34.9%)、経常利益119億5,000万円(同▲42.8%)、当期純利益70億4,400万円(同▲33.9%)と減収減益。
主力の賃貸事業は、「霞が関コモンゲート」(東京都千代田区)の通期稼働など建物賃貸営業収益が195億7,200万円(同13.6%増)となったもののSPCからの配当収入が減収となり、全体の営業収益は273億4,000万円(同5.1%増)、営業利益128億8,400万円(同▲6.1%)となった。
分譲事業も、マンション計上戸数が877戸(同▲11.5%)、営業収益が345億7,200万円(同▲21.1%)となるなど失速。事業全体の営業収益は393億6,600万円(同▲18.4%)、販売費をカバーできず利益率も低下したため、営業利益は2億2,900万円(同▲95.3%)まで落ち込んだ。
なお、通期では連結売上高2,200億円、営業利益315億円、経常利益235億円、当期純利益140億円を見込んでいる。