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首都圏の賃貸物件成約数、6ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける2008年7月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が3万9,040件(前年同月比▲9.5%)で、前年同月比26ヵ月連続の減少。事業用が4,585件(同2.5%増)で、9ヵ月ぶりに増加した。

 居住用物件の成約数は8,182件(同▲6.3%)で、6ヵ月連続の減少となった。エリア別では、東京23区3,322件(同▲11.1%)、東京都下610件(同▲10.7%)と、ともに5ヵ月連続で2ケタのマイナス。神奈川県2,846件(同▲2.9%)、埼玉県868件(同0.6%増)、千葉県536件(同3.1%増)と、埼玉県、千葉県は増加した。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,640円(同増減なし)。アパートは2,070円(同3.5%増)と8ヵ月ぶりにプラスとなった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万4,300円(同▲1.1%)、アパートは、6万4,400円(同▲0.3%)と、ともにマイナスとなった。


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