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伸びている会社のノウハウ学ぶ「実務者ワーキング」がスタート/日管協東京支部

第1回ワーキングには約50名の実務者が参加した
「参加者同士でさまざまな問題を話し合い、実務者のネットワークを広げ、自分の仕事に生かしてほしい」と抱負を述べた、東京支部長・塩見紀昭氏

 (財)日本賃貸住宅管理協会東京支部・業務研究部会による「実務者ワーキング」が、8月26日スタートした。

 昨年からスタートした「実務者ワーキング」は、同協会会員のなかでも、業績が順調に伸長している会社の実務者を講師に、その会社の営業戦略等成功事例を学びとるのが目的。また、講演終了後には、参加者による情報交換も行なうことで、実務者同士のネットワーク拡大も狙っている。

 フロラシオン青山(東京都港区)で行なわれた第1回ワーキングには、会員会社の実務者約50名が参加。開催に先立ち挨拶した塩見紀昭東京支部長は「実務者ワーキングが他の多くのセミナーと違うのは、セミナー終了後に参加者同士が討議しあう点だ。皆さんもいろいろな悩みを抱えてらっしゃると思いますが、そうした悩みを、ぜひ参加者同士で解決してほしいし、これを機会に新たなネットワーク作りをしていただきたい」などと語った。

 ワーキングでは、サブリースとインターネット戦略で管理戸数を急速に増やしている(株)クリエイト西武の代表取締役社長・井上徹氏が講演。ユーザーニーズに対応した細かいセグメントでの商品作りや商品別ホームページ展開などの戦略について講義した。その後、テーブルごとに参加者が情報交換や意見交換を行ない、講演内容等についての発表を行なった。

 なお、同ワーキングは毎月1回11月まで開催する。


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