不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2008年7月の首都圏流通市場動向を発表した。
物件登録数は、新築戸建てが1万2,474件(前年同月比▲9.6%)で、5ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては1,453件(同7.2%増)で7ヵ月連続のプラス。中古マンションは2,196件(同▲6.4%)で、16ヵ月ぶりにマイナスとなった。土地登録数は5,760件(同50.9%増)で、20ヵ月連続のプラス。
物件成約数は、新築戸建てが1,997件(同19.2%増)、中古戸建ては380件(同16.6%増)、中古マンションは677件(同19.8%増)と、いずれも2ヵ月ぶりのプラスとなった。中古マンションの地域別成約件数をみると、東京都が294件(同21.5%増)、神奈川県215件(同24.3%増)、埼玉県109件(同14.7%増)、千葉県59件(同7.3%増)と、東京都、神奈川県の伸びが目立った。
平均成約価格は、新築戸建てが1戸当たり3,699万円(同▲0.2%)と再びマイナス。中古戸建ては同2,863万円(同▲11.6%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは、1平方メートル当たり37万2,600円(同5.9%増)で20ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,311万円 (同9.1%増)で19ヵ月連続のプラスとなった。

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