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「(仮称)高座渋谷駅前複合ビル」を着工/日本土地建物グループ

「(仮称)高座渋谷駅前複合ビル」の完成予想パース

 日本土地建物(株)、清水建設(株)、(株)日本設計、(株)オーエンスからなる日本土地建物グループは8月29日、神奈川県大和市の小田急電鉄江ノ島線「高座渋谷」駅西口にて、「(仮称)高座渋谷駅前複合ビル」を着工した。

 同プロジェクトは大和市主導による同駅周辺地域の土地区画整理事業の一環として、周辺の既存施設である「大和市役所渋谷分室」「渋谷学習センター」の移転計画にあわせて、同地区のまちづくりの核となる官民複合ビルを建設するもの。鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上7階。敷地面積は5,322.72平方メートル、延床面積1万8,400平方メートル。市役所分室、多目的ホール、図書室等の公共施設に加え、生鮮食品スーパー・カフェ・銀行等の生活利便施設、温浴施設等を予定している。これにより、駅周辺のいっそうの発展を見込む。

 同プロジェクトの推進については、日本土地建物(株)が代表企業として大和市と協働で行なう。本プロジェクトではPPP(Pubulic Private partnership)といわれる事業形態を採用。同社は、開発事業者として大和市と30年の定期借地契約を締結し、官民複合ビルを建設。その後は市と民間テナントに対して賃貸事業を行なう。
 
 2009年12月が竣工予定で、公共施設は10年1月開館を予定している。


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