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本業回帰・ストック型ビジネス推進へ/原弘産が新中期経営計画策定

 (株)原弘産は8月29日、2012年2月期を最終年度とする新中期経営計画(10年2月期~12年2月期)を発表した。

 現在の厳しい不動産市況の中、ストック型ビジネス市場が成長する契機ととらえ、本格的にストック型ビジネスを推進する。また経営の効率化を高めるために不動産事業、賃貸管理、シニア事業に注力。環境事業のうち風力事業は、事業規模拡大の速度に対応、投下資本の効率的な運用を図るため、事業パートナーとの協業を推進。また、経営、組織、仕組み、戦略等各面において、見直し・再構築をはかり、一般管理費販売費などのコスト削減や赤字のグループ会社をすべてグループからはずすことなどを盛り込んだ。

 連結数値目標として12年2月期(連結)は、売上高270億円(2009年2月期537億円)、営業利益19億6,000万円(同▲16億6,000万円)、経常利益15億9,000万円(同▲25億3,000万円)、当期純利益10億1,000万円(同▲29億5,000万円)をめざす。


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