三菱地所(株)は3日、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)にて、マスコミ向け懇親会を開催した。
近年の不動産投資マネーのグローバル化や、アジアを中心とする新興国経済発展に伴う不動産マーケットの拡大等を踏まえ、同社では、11月にアジア事業の拠点として、シンガポールに現地法人を開設することを発表した。
日本を除くアジア全域を事業対象エリアとして、新規不動産開発や既存不動産のバリューアップ等を行なっていく予定。
同社取締役社長・木村惠司氏は「今後は海外においても積極的に事業を展開していく。これまでのニューヨークやロンドンの拠点に加え、シンガポールにも新たな拠点を設けることで、アジア地域でも積極的に事業を展開していきたい」などと語った。