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7月の建設工事受注高、5ヵ月連続の減少/国交省調査

 国土交通省は9日、平成20年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の建設工事受注高は4兆3,644億円(前年同月比▲2.0%)で、5ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は3兆237億円(同4.0%増)で4ヵ月ぶりの増加。下請受注高は、1兆3,407億円(同▲13.4%)と2ヵ月連続で減少した。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は9,228億円(同11.2%増)で2ヵ月連続の増加。民間等からの受注高は2兆1,009億円(同1.2%増)と4ヵ月ぶりに増加した。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は8,439億円(同14.7%増)。このうち、「国の機関」からは2,955億円(同17.0%増)、「地方の機関」からは5,896億円(同13.5%増)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は6,712億円(同44.6%増)で、4ヵ月ぶりに増加した。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,795億円(同▲18.7%)と3ヵ月連続で減少した。


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