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増収も、支払利息負担増などにより減益/JSR08年7月期決算

 ジャパン・シングルレジデンス投資法人(JSR)は、2008年7月期の決算を発表した。

 当期(08年2月1日~7月31日)は営業収益18億6,100万円(前期比6.2%増)、営業利益8億4,500万円(同0.2%増)、経常利益4億9,500万円(同▲16.1%)、純利益4億9,400万円(同▲16.1%)であった。一口当たり分配金は8,804円(同▲1,693円)。

 前期中に取得した2物件の運用収益が寄与、営業収益は増収となったが、取得資金の支払利息負担の増加、および借換えにおける資金調達コスト・付随費用の増加により、経常利益・当期純利益は減益となった。

 当期は、契約締結済みであったシングルマンション1物件の信託受益権売買契約について、契約の白紙解除を行なったため、保有資産は前期同の全43物件・取得価格総額は565億9,100万円で変化なし。

 次期については、営業収益18億2,900万円、営業利益8億100万円、経常利益3億1,500万円、純利益3億1,400万円と大幅な減益を見込んでいる。


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