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NTT-ME、不動産エリアマーケティング情報提供サービスを開始

 (株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME、東京都豊島区、代表取締役社長:大木一夫氏)は、地図情報システムに不動産に関わる登記申請情報を組み合わせて表示する、不動産エリアマーケティング情報提供サービス「GEOSPACE AIMZ(ジオスペースエイムズ)」を、10月1日(水)より開始する。

 同サービスは、収集した不動産登記申請受付情報(所在、地番、受付日、登記の目的)から、顧客の購入要望に見合った物件、住宅ローン借換え見込みのある物件等を、独自の予測手法により検索・抽出してリストを作成、それらの物件情報をデジタル地図や航空写真で確認できるように表示するというもの。

 不動産会社においては、売買見込み物件や収益物件の抽出、および既存物件の管理等に、また、不動産投資会社においては、物件の商圏情報を基にした収益予測やリスト抽出等に活用できる。
 さらに、同サービスを利用することにより、登記簿謄本の取得・内容確認といった基本的な不動産物件の確認時間(平均4時間程度)が、約10分の1以下(約15分程度)で済むようになるという。
 
 提供地域は地域別・利用ID数により構成され、例えば東京23区、神奈川県・埼玉県・千葉県の一部。提供価格は、東京23区の場合、月額約320万円~(税込み)、東京都世田谷区の場合、月額約35万円~(税込み)といった設定となっている。

 売上げ目標は初年度1億円、3年後に10億円を想定している。
 


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