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高齢者専用賃貸住宅向けユニットバスを開発/積水化学工業ほか

パーソナルケア浴槽(パンジーi)のついた1621型

 積水化学工業(株)の100%子会社である積水ホームテクノ(株)(大阪市淀川区、代表取締役社長:近藤規郎氏)は、10月より高齢者専用賃貸住宅(高専賃)の個浴・個室用浴槽ニーズに対応したユニットバスを発売する。

 これまで同社は介護施設向けに、浴槽の可変性を備えた大型(2024・2020サイズ)のユニットバスで対応してきた。しかし、今後拡大が見込まれる高専賃や住宅型有料老人ホーム向けに、大型サイズの機能を盛り込んだコンパクトサイズの介護システムバスが必要と判断、開発に至ったもの。

 16系(浴槽の幅1,600mm)とさらにコンパクトな12系(浴槽幅1,200mm)の2種類を用意、介護型高専賃・個浴向けと自立型高専賃の個室向けにそれぞれ3サイズを用意した。価格は1618SI型が標準価格138万円、1621SI型は同160万円、1216KI型は同80万円に設定。同社では今後も、市場のニーズに合わせて、ユニットバスの商品ラインアップの拡充を図っていくとしている。
 


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