ミサワホーム(株)は24日、2008年度CSR報告書「HEARTH(ハース)」を発行した。
同報告書は、経営理念などの実施施策として具体化した「中長期経営ビジョン」およびこれを達成するため2008年からスタートした今後3ヵ年の「新中期経営計画」の概要を掲載している。
07年度の主なCRS活動として、顧客、従業員、取引先、株主、社会などのステークホルダー別に、どうのような商品開発やCSR活動を実践しているかなどを紹介。
また、環境マネジメントシステムに基づき、07年度に実施したミサワホームグループの環境への取組み等についても紹介している。
一方、06年度からは、2010年までの5ヵ年で達成すべき環境目的・目標を定めた環境活動計画を「SUSTAINABLE2010」として策定し、各年度ごとの環境目的・目標と、07年度の実績を記載。
これによると、棟当たり年間CO2排出目標では、次世代省エネルギー基準以上の住宅供給比率(全住宅供給数に対する割合)が目標の86%をクリアし、CO2排出も昨年度から4.8%削減したものの、セラミック系住宅の工場生産エネルギーと木質系住宅の輸送エネルギーが増加した結果、目標は未達となった。また、工場生産廃棄物策編については全工場でのゼロ・エミッション化が完了したことによって、リサイクル率99.4%、現場廃棄物も木質系住宅79.2%(対前年比)、セラミック系住宅59.3%(同)と目標を大きく上回った。
なお、同報告書は9月末より同社ホームページ(www.misawa.co.jp/csr/)にて公開するほか、希望者には冊子を無償で配布する。
問合せは下記まで。
ミサワホーム(株) 経営企画部 広報・IRグループ
中村 孝 大原亜砂子
TEL:03-3349-8088(直通)