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日本設計主催の連続セミナー「建築・都市・アートの視点から考える環境」閉幕

東京大学名誉教授の安井 至氏

 (株)日本設計と国立新美術館主催の連続セミナー「建築・都市・アートの視点から考える環境」の最終回が、3日(木)、国立新美術館にて行なわれた。

 8月から全4回にわたり開催された公開講座で、最終回の3日(木)は、東京大学名誉教授 国際連合大学名誉副学長 科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェローの安井 至氏が「地球環境から探る21世紀型建築と都市」をテーマに講演を行なった。

 定員を大幅に上回る応募者の中から選ばれたた260名に向けた2時間の講演の中で、安井氏は「日本は制約条件が厳しいほどいいものを作る。今こそ、第3次石油ショックを認識すべきだ」と述べた。省エネルギー、自然エネルギーの中でベストなものを作ることが日本は得意であると指摘し、将来は途上国への技術移転が必要だと語った。


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