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ニューシティ・レジデンス投資法人、JREITで初の民事再生手続き開始

 ニューシティ・レジデンス投資法人は9日、東京地方裁判所に民事再生手続きの申立てを行なった。負債総額は1,123億6,500万円。

 同投資法人は2004年9月に設立、同年12月に東証の不動産投資信託証券市場に上場した。
 シービーアールイー・レジデンシャル・マネジメント(株)を資産運用会社に、物件やテナント、住居タイプや投資対象地域の分散によって、リスクの低減に注力しながら賃貸住宅を中心に投資を行なってきた。しかし、サブプライムローン問題等の金融市場の混乱および信用収縮により、今月末までに取得予定の資産の決済資金および今月返済期限の到来する借入金の返済資金について、調達の目処が立たない状況になったため、民事再生の手続き申立てに至ったもの。

 なお、不動産投資法人で民事再生手続きとなるのは初。

 


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