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減損損失13億2,300万円を処理し、減益に/日本パーキング09年2月期中間決算

 日本パーキング(株)は14日、2009年2月期中間決算説明会を開催した。

 当期(08年3月1日~08年8月31日)の連結売上高は54億9,900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益9,300万円(同▲73.4%)、経常利益▲500万円、当期純利益▲9億6,600万円となった。

 駐車場数は、当期に16ヵ所、1,514車室の新規開業があり、14ヵ所、452車室の解約による閉鎖があったため、差引2ヵ所、1,062車室の増加となり、駐車場数は547ヵ所、3万443車室となった。
 一方、下期においても駐車場を取り巻く環境は、早急に改善される状況にないと判断し、抜本的な対策として、前期に開業した駐車場を含め140ヵ所の減損損失13億2,300万円を処理することにした。

 同社代表取締役社長・小林伸司氏は会見で「今後の重点施策として、地道な努力による収益改善をめざしていきたい。資金を使わず採算重視で、駐車場の開発に取り組んでいく」などと述べた。

 なお、通期(08年3月1日~09年2月28日)業績予想については、連結売上高107億7,800万円、営業利益2億1,000万円、経常利益0円、当期純利益▲9億6,200万円を見込んでいる。


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