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首都圏中古マンション成約価格、5年ぶりの下落/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は23日、2008年7~9月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同期の首都圏中古マンション成約件数は6,884件(前年同期比4.6%増)となり、3期連続で前年同期を上回った。都県・地域別にみると、東京都区部が2,393件(同5.2%増)、多摩708件(同10.6%増)、埼玉県850件(同▲4.4%)、千葉県986件(同▲2.1%)、神奈川県1,947件(同9.8%増)。また新規登録件数は、4万1,186件(同15.4%増)だった。

 成約単価は、1平方メートル平均で39万4,000円(同▲0.2%)で、20期(5年)ぶりに前年同期を下回った。都県別では、東京都52万2,000円(同▲2.9%)、埼玉県24万4,800円(同▲2.1%)、千葉県23万5,500円(同▲1.5%)、神奈川県35万9,300円(同2.0%上昇)と神奈川県のみ上昇した。

 成約物件価格は、2,585万円(同2.7%上昇)で、21期連続のプラス。成約物件の平均専有面積は、65.60平方メートル(同2.9%増)と拡大傾向となっている。なお、成約物件の平均築年数は16.35年とやや築古にシフトしている。


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