不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏の賃貸物件成約数、8ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2008年9月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が4万2,652件(前年同月比▲7.7%)で、前年同月比28ヵ月連続の減少。事業用が4,933件(同4.7%増)で、3ヵ月連続の増加となった。

 居住用物件の成約数は8,665件(同▲7.3%)で、8ヵ月連続の減少となった。エリア別では、東京23区3,310件(同▲18.9%)と7ヵ月連続二ケタの減少。東京都下700件(同▲1.7%)、神奈川県3,109件(同1.5%増)、埼玉県978件(同7.9%増)、千葉県568件(同▲1.7%)。埼玉県はマンション・アパートともに好調で再び増加、神奈川県は県下のアパートが大きく伸び4ヵ月ぶりに増加した。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,630円(同▲2.2%)と2ヵ月連続のマイナス。アパートも2,050円(同▲1.4%)と2ヵ月連続のマイナスになった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが9万9,500円(同▲3.3%)、アパートは、6万5,200円(同▲1.5%)となった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら