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東証2部上場のノエルが破産、負債総額414億円

 東証2部上場のディベロッパー、(株)ノエル(川崎市高津区、代表取締役社長:金古政利氏)が30日、東京地裁へ自己破産を申請。破産手続き開始決定を受けた。負債総額は414億円。

 同社は、1969年創業の中堅デベロッパー。マンション開発事業、不動産投資開発事業、アセットコンサルティング事業などを展開し、事業を拡大。07年8月に、東証2部へ上場。07年8月期の売上高は約777億円を計上していた。

 しかし、不動産業界を取り巻く急激な変化、金融機関の融資姿勢の厳格化等で、保有物件売却計画が大幅に遅れ、借入金の返済遅延、未払いの発生など資金繰りはひっ迫。販売用不動産の販売促進による棚卸資産の圧縮や経営効率化、資本提携先を模索したものの実現に至らず、今回の措置となった。


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