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運営事業堅調ながらも減収減益/リゾートソリューション09年3月期第2四半期決算

 リゾートソリューション(株)は30日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は126億4,400万円(前年同期比▲11.4%)、営業利益は7億1,500万円(同▲62.2%)、経常利益は7億3,700万円(同▲62.5%)、当期純利益は3億6,000万円(同▲60.2%)。

 運営事業におけるゴルフ運営部門では、入場者数増加および収益向上に注力。ゴルフ場において、直営レストラン統一ブランド「ダイニング&カフェ“THE GRILL”」を展開、ゴルフ場のレストランを地域のコミュニケーションスペースとして提案するなど、事業拡大を図った。また、ホテル運営部門では、4月に「ホテルトリニティ札幌」(札幌市中央区)をオープンしたほか、新規ホテルの開業準備を推進するなど、施設拡大に努め順調に推移。
 リゾート事業では、前期に引き続きフェアウェイフロントの高級別荘の宿泊権とゴルフ場の正会員プレー権をセットにした「ゴルフヴィラ」の拡販を図った。
 開発事業では、不動産に対する金融引締め等の影響により、ゴルフ場の売却は1件にとどまった。
 当期は運営事業を中心に業績の伸長に注力したが、売上高・利益ともにふるわず、前年同期比減となった。

 なお通期については、連結売上高250億円、営業利益14億5,000万円、経常利益14億円、当期純利益7億円を見込んでいる。


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