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たな卸資産評価損約19億円を計上、減収減益/サンフロンティア09年3月期第2四半期決算

 サンフロンティア不動産(株)は10月31日、2009年3月期第2四半期決算の説明会を開催した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は146億8,800万円(前年同期比▲31.4%)、営業損失は14億円(前年同期46億4,200万円)、経常損失は18億7,500万円(同44億2,900万円)、当期純損失は5億2,300万円(同24億8,000万円)。

 同社の中核事業であるリプランニング事業においては、4物件を売却し、売上高15億9,200万円を計上。また、たな卸資産の評価を行ない、合計19億3,600万円の評価損を計上した結果、減収減益となった。
 賃貸ビル事業においては、第1四半期からの物件売却により、たな卸資産の賃料収入が減少(8億1,600万円、前年同期比▲32.8%)。一方、長期保有ビル収入は新規の空室の充足、および固定資産における安定稼働により、全体としては堅調に推移した。

 説明会の席上、同社代表取締役社長の堀口智顕氏は「創業以来初の損失計上という事態に至ったことは、非常に遺憾である。しかしながら、自己資本率は45.9%を維持しており、今後の計画遂行が厳しいと判断すれば、損切りして現金を得ていくことも可能。腹を据えた売却判断と慎重な投資判断を行なっていきたい」と述べた。

 併せて、通期連結業績予想を下方修正した。修正後の連結売上高は460億円(前回予想比▲19.3%)、営業損失3億円(前回予想営業利益76億円)、経常損失11億円(同65億円)、当期純利益は6億5,000万円(前回予想比▲82.4%)。
 たな卸資産の評価損計上により、期初に策定した下期の予想事業利益率(粗利率)との乖離が大きくなる見込みであること、同社保有不動産全体のポートフォリオの見直しを行なったことにより、下方修正に至ったもの。


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