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市況悪化で仲介営業利益52%の減/住友不販09年3月期第2四半期決算

 住友不動産販売(株)は5日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は265億3,500万円(前年同期比▲22.5%)、営業利益は32億8,400万円(同▲66.3%)、経常利益は35億4,400万円(同▲64.7%)、当期純利益は18億6,100万円(同▲68.7%)と大幅減収減益に。

 主力の仲介業務は、中古住宅市場が法人取引、高額物件取引の大幅減など低迷。取扱件数1万4,338件(同▲3.2%)、取扱高4,286億5,600万円(同▲20.5%)、営業収益209億2,700万円(同▲20.2%)、営業利益44億2,600万円(同▲52.4%)となった。
 また、受託販売業務は、大型物件の引き渡しが大きく減少したため、取扱件数1,795件(同▲50.3%)、営業収益18億4,900万円(同▲54.9%)、営業利益5,300万円(同▲96.0%)となった。

 なお、通期業績予想については、不動産流通業界を取り巻く環境が当面改善がみられないと推測されることから下方修正。連結売上高570億円、営業利益95億円、経常利益100億円、当期純利益56億円を見込んでいる。


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