興和不動産(株)は5日、「(仮称)渋谷オルガン坂ホテル計画」(東京都渋谷区、客室数186室)の新築工事に着手すると発表した。
同計画は、「第34興和ビル」を解体後、1,063.79平方メートルの敷地に、ビジネスホテル、商業店舗、駐車場からなる複合施設を再開発するもの。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下2階建て、延床面積6,843.32平方メートル。
公園通りと井の頭通りを結ぶオルガン坂のヒルトップに位置し、人の流れの結節点となる賑わいのある場所に立地。
外装に、自然素材のテラコッタと金属のアルミを組み合わせた「ハイブリッドルーバー」を設置することで、見る角度と距離によりファサードの見え方が変化、多様な表情を創出する。また、オルガン坂に面した2階のテラスに植栽を配し、潤いのある通りを生み出す。
なお、同ホテルは「ホテルユニゾ」チェーンを展開する常和ホテルマネジメント(株)に運営を委託する予定。
竣工は2010年3月末、ホテル開業は2010年6月を予定している。