(株)レオパレスは4日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高3,553億5,200万円(前年同期比12.1%増)、営業利益2,980億300万円(同▲2.7%)、経常利益305億6,200万円(同4.7%増)、四半期純利益122億8,000万円(前年同期は純損失118億4,800万円)。
主力のアパート建築請負事業では、新商品の都市型賃貸住宅「ラヴォ シリーズ」を投入したほか、エリア戦略に基づき営業拠点や人員配置の見直しを拡充、5店舗増加の135店舗とした。また、資材価格の上昇を抑えるため、原価管理および工程管理を徹底、利益率低下を抑え、売上高1,744億2,600万円(前年同期比11.2%増)、営業利益344億400万円(同2.7%増)を確保した。
賃貸事業は、管理戸数が当期末時点で47万3,000戸に伸長、入居率は90.4%となった。商品改定に伴う単価上昇や経費抑制などにより利益率が改善、売上高1,647億円(同14.1%増)、営業利益32億1,800万円(前年同期は営業損失15億6,300万円)となった。なお、効率性を高めるため、店舗数は前期末比16店舗減少し、295店舗となった。
通期(08年4月1日~09年3月31日)では、アパート建築請負事業の通期受注高について、期初計画比520億円減少の3,580億円を予定しているものの、新商品の投入、営業体制の見直しなどを実施することで、期初計画に変更はしないとしており、営業収益7,650億円(対前期比13.7%増)、営業利益721億円(同1.0%増)、経常利益700億円(同15.0%増)、当期純利益329億円を見込んでいる。