日本綜合地所(株)は7日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は447億3,500万円(前年同期比▲6.9%)、営業利益は24億1,700万円(同▲42.8%)、経常利益4億7,600万円(同▲83.2%)、四半期純利益は▲4億5,100万円(同12億8,300万円)となった。
同社グループでは、営業基盤である首都圏のマンション供給戸数が減少するなか、費用対効果を追及した販売活動を展開。主力の不動産販売事業では、契約高397億300万円(前年同期比▲8.4%)、売上高382億7,600万円(同▲7.5%)を計上した。また、09年3月期においては来期以降の引渡しを多く予定していることから、当期での引渡し戸数は、通期計画に対して少なくなっている。
不動産賃貸事業では、前年同期に比べ賃貸物件保有残高が増加したことにより、売上高19億700万円(同31.7%増)。不動産管理事業では、管理受託戸数が191棟1万3,928戸となり売上高7億7,900万円(同10.1%増)となった。
また、通期予想については不動産市況の沈静化などを理由に下方修正し、連結売上高1,100億円、営業利益40億円、経常利益3億5,000万円、当期純利益6,000万円を見込んでいる。