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業務委託料売上げの増加等で増収増益に/日本社宅サービス08年6月期第1四半期決算

 日本社宅サービス(株)は11日、2008年6月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年7月1日~08年9月30日)の連結売上高は16億6,800万円(前年同期比15.7%増)、営業利益1億7,800万円(同152.1%増)、経常利益1億7,600万円(同146.3%増)、四半期期純利益1億800万円(同254.8%増)となった。

 主力の社宅管理事務代行事業は、既存取引の業務委託料の売上が増加し、その他システム開発関連などが順調に推移した結果、売上高8億3,700万円(前年同期比55.0%増)となった。また、時期ずれ案件による原価発生がなく、販管費の一部を当連結会計年度下半期に繰り越したこと等により、営業利益1億5,000万円(同57.7%増)となった。

 施設総合管理事業は、修繕工事の一部の時期がずれたことで、売上高8億9,500万円(同▲0.9%)となったが、間接業務の効率化などによる原価低減に加え、販管費のうち一部を当連結会計年度下半期に繰り越したことにより、営業利益1,400万円(前年同期は2,400万円の営業損失)となった。

 次期については、連結売上高33億3,100万円、営業利益2億2,600万円、経常利益2億3,500万円、当期純利益1億4,700万円を見込む。


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