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10月の首都圏マンション、契約率60%台を確保/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は13日、2008年10月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の新規発売戸数は4,240戸(前年同月比▲26.0%)と大幅な減少となった。販売価格は、1戸当たり4,848万円(同3.3%増)。1平方メートル当たり単価は、67万2,000円(同9.4%増)といずれも上昇している。

 月間契約率は63.0%(同0.5ポイントアップ)。前月比でも2.9ポイントアップしており、60%台を維持した。しかし、販売在庫数は1万842戸(前月末比421戸)と増加するなど、1万戸以上で推移している。

 即日完売物件は、「イニシア府中」1期(東京都府中市、27戸、平均4,316万円、平均1倍、最高1倍)など9物件・71戸。超高層物件(20階以上)は18物件・796戸が供給されたが、契約率は64.7%と低調だった。

 なお、11月の発売戸数は3,000戸前後となる見込み。


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