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固定資産譲渡による特損計上などで減益に/エリアリンク08年12月期第3四半期決算

 エリアリンク(株)は14日、2008年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年1月1日~9月30日)の売上高132億5,600万円(前年同期比▲51.0%)、営業利益▲5,800万円(前年同期46億8,400万円)、経常利益▲4億9,900万円(同42億9,700万円)、純利益▲31億8,700万円(同24億1,400万円)となった。

 同社グループはストック型ビジネス(不動産運用サービス事業)への移行をより積極的に展開するとともに、不動産再生・サービス事業の保有販売用不動産の売却を進め在庫を減少、財務体質の健全化をめざした。このため資産ポートフォリオ最適化の一環として、東京都渋谷区渋谷の土地・建物を東京急行電鉄(株)に譲渡価格23億4,800万円(帳簿価格33億400万円)で売却した。本件を含め9億5,800万円の特別損失を計上した。また、不動産運用サービス事業の売上高は92億3,800万円(前年同期比15.6%増)、不動産再生・流動化サービス事業の売上高は40億1,700万円(同▲78.9%)となった。

 通期予想については、売上高175億2,300万円(前期比▲42.1%)、営業利益15億6,100万円(同▲60.2%)、経常利益10億200万円(同▲70.4%)、純利益▲6億9,800万円を見込んでいる。


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