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全宅連、NARと意見交換

握手を交わす(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長の伊藤 博氏と全米リアルター協会会長のチャールズ・マクミラン氏
意見交換会には、両協会会長のほか、全宅連副会長の岡田文夫氏、専務理事の市川宜克氏、常務理事広報渉外委員長村山龍男氏などが列席した。

 (社)全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)は18日、全米リアルター協会(NAR、会長:チャールズ・マクミラン氏)とランチミーティングを開催、意見交換を行なった。

 全宅連会長の伊藤 博氏は、「ようこそ日本においでくださいました。世界金融恐慌により、2008年の9月以降、市況が悪化している日本であるが、100周年を迎えられた貴協会と相互理解を深め、新たな英知創造の機会となればありがたい」と歓迎した。

 また、NAR会長チャールズ・マクミラン氏は、「確かに、米国においても住宅価格が低下するなど、米国経済の好況を支えてきた住宅産業に影がさしているが、調整局面と捉えることもできる。オバマ次期大統領ではないけれども、今が変革のとき。当協会には調査・分析のプロフェッショナルなスタッフがおり、ご依頼いただければそうしたプロが集計・分析したデータをご提供することもできるので、ぜひお役立ていただきたい。また、今後、継続的に連携をはかり、関係を確固たるものにしたい。ちなみに私が会長になって、初めて公式に訪問した国が日本。また来年もお伺いしたいと考えている」などと応え、懇親を図った。


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