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成約平均賃料、3ヵ月連続のマイナス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2008年10月の首都圏賃貸市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は、居住用が4万2,229件(前年同月比▲15.0%)で、前年同月比29ヵ月連続の減少。事業用が5,279件(同3.0%増)で、4ヵ月連続の増加となった。

 居住用物件の成約数は8,483件(同▲12.7%)で、9ヵ月連続の減少となった。エリア別では、東京23区3,132件(同▲22.0%)、東京都下654件(同▲16.8%)、神奈川県3,353件(同▲1.8%)、埼玉県871件(同▲6.3%)、千葉県473件(同 ▲16.7%)。23区が前年同月比で8ヵ月連続二ケタ減。神奈川県・埼玉県はシングル向け・大型ファミリー向けマンション健闘も再び減少に転じた。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,600円(同▲2.6%)、アパートも2,070円(同 ▲0.5%)と、どちらも3ヵ月連続のマイナスになった。
 1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万1,000円(同▲0.6%)、アパートは、6万4,500 円(同▲0.5%)となった。


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